內蒙古(モンゴル)自治區と東北地區を繋ぐ初めての高速鉄道となる遼寧省瀋陽市新民北駅と內モンゴル通遼駅を結ぶ「新通高速鉄道」がこのほど、全線にわたる敷設工事が完成し、建設中の京瀋(北京-瀋陽)高速鉄道と正式に「接続」し、全線開通?営業開始に向けた基礎が確立した。人民日報が伝えた。
新通高速鉄道は、京瀋高速鉄道新民北駅を起點とし、遼寧省彰武県と內モンゴル自治區甘旗卡鎮を経由して通遼駅に至る全長197キロメートルの路線で、設計時速は250キロメートル。同高速鉄道のレール敷設工事は今年1月7日にスタートし、500メートルのロングレールを用いたシームレス路線を採用している。
新通高速鉄道は2016年6月に敷設工事がスタートした。國家中長期鉄道ネットワーク計畫の「八橫八縦」高速鉄道網を構成しており、建設中の京瀋高速鉄道と接続し、東北地區さらには全國高速鉄道ネットワークにつながる。竣工?運行開始後、通遼から瀋陽までの運行所要時間は、現行の5時間から約1時間半に、通遼-北京間は14時間から約3時間半にそれぞれ短縮され、內モンゴル自治區東部地區の経済発展を促進する上で重要な役割を擔う。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月29日
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