國際アイスホッケー連盟(IIHF)はデンマーク?コペンハーゲンで北京時間17日、中國男女アイスホッケー代表チームが2022年冬季五輪に「開催國枠」として出場するという議案を全會一致で可決、通過させた。新華社が伝えた。
冬季五輪のアイスホッケー競技ではこれまで、參加國としての出場枠は設けられていなかったことから、実力が高いとはいえない中國男女代表チームが自國で開催される2022年冬季大會に出場できるか否かについては、ずっと疑問視されていた。
今年開催された平昌五輪において、IIHFのルネ?ファゼル會長は、「中國男女アイスホッケー代表チームの22年大會參加を認める計畫ではあるが、IIHF総會にはかり、可決されることが條件となる」との見方を示した。
今回の総會で、中國男女アイスホッケー代表チームに開催國として2022年冬季五輪の出場枠を與える議案は、総數47票全票の賛成が得られた。この情報は、IIHF公式ウェブサイトですぐに発表された。発表されたコメントには、「現在、中國チームの世界ランキングは、男子が第33位、女子が第20位だ。男子チームは世界レベルの國際大會への出場経験はないが、女子チームはかつて、冬季五輪第4位(1998年長野大會)入賞という実績を持っている」と記されている。
國家スポーツ総局冬季スポーツ管理センターの副主任を務めた経験がある朱承翼氏は、「今回の決定は、中國アイスホッケー界に対するIIHFの絶大なる支持の賜物である。我々は、國際アイスホッケー界全體の中國に対する期待に決して背いてはならず、アイスホッケーの技術レベルを早急に高めるよう盡力しなければならない」とコメントした。
中國女子アイスホッケー代表チームの丁柏巍?主將は、「中國アイスホッケーチームの冬季五輪への出場は、ひとつの歴史的な出來事であると感じている。女子チームの出場は、2010年バンクーバー大會以來のことであり、中國アイスホッケーの影響力の高まりを反映する出來事でもある。中國代表として五輪で試合をすることは、私の以前からの夢だった。五輪という舞臺に上がることを待ちきれない思いだ」と話した。
IIHFは、「2022年冬季五輪アイスホッケー出場枠に関する細則については、今後の総會での審議?通過を経て発表する」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月18日
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