ここ數(shù)年、中國ではネットワークを利用した外食産業(yè)が爆発的な伸びを示し、ますます多くの人の間で、特に若い人の間で、デリバリーが人気を集めている。17年12月末現(xiàn)在、中國のネットユーザーの規(guī)模は7億7200萬人に達し、このうち攜帯電話利用者が7億5300萬人と97.5%を占めた。このほどデリバリー企業(yè)とコンサルティング會社が相次いで発表したデリバリー産業(yè)の報告書は、ビッグデータを利用してさまざまな角度から中國人の17年の食生活を浮き彫りにしている。北方網(wǎng)が伝えた。
この7億人を超える攜帯電話族の暮らしの中の基本的なニーズは、ますます整備が進むネットワークサービスと緊密に結びついている。ネットデリバリーは今やネットユーザーの暮らしに欠かせないものとなった。中商産業(yè)研究院が発表した「2018年中國オンラインフードデリバリー産業(yè)市場の見通し研究報告」にあるデータをみると、中國のネットフードデリバリー利用者の規(guī)模は3億4300萬人に達し、16年末より1億3500萬人増え、増加率は64.6%で、成長ペースを保った。このうち攜帯電話によるネットフードデリバリーの利用者は3億2200萬人で増加率は66.2%、利用率は42.8%で16年末より14.9ポイント上昇した。18年のフードデリバリー分野にはいくつかの重要な特徴がみられ、「外食のブランド化の発展」、「主力消費層の若年化」、「社會的責任の重視」などが挙げられる。中國オンラインフードデリバリー市場が徐々に成熟するのにともない、17年には市場全體の規(guī)模が2千億元(1元は約17.1円)の大臺を突破したとみられ、18年はさらに2300億元を突破することが予想される。
オンラインフードデリバリープラットフォーム「Eleme」が発表した「2017年中國インターネット現(xiàn)地型生活サービス青書」のデータから消費の特性をみると、17年に同プラットフォームで最もよく売れたメニューはピータン肉粥、スパイシーチキンバーガー、ジャガイモの細切りピリ辛炒めだった。ピータン肉粥の販売量は1900萬食に迫ったという。
同じくデリバリーフードプラットフォームの美団の関連機関?美団點評研究院が発表した「2017年中國デリバリー発展研究報告」によれば、2017年には全國の1億3千萬人が美団のフードデリバリーサービスを利用し、年間注文回數(shù)が100回を超えた人が393萬人いて、毎週平均2回注文したことになる。毎日注文した人も8萬人いた。フードデリバリーの中心は一人分を注文する「孤食」だった。
データをみると、17年上半期のフードデリバリー市場のシェアでは、Elemeが41.7%、美団が41%を占め、3位は百度外売の13.2%だった。17年第4四半期には、百度外売を買収したElemeが15.4%に上昇し、美団は41.5%とほぼ変わらなかった。市場では集中化が進んでいる。Elemeの買収により、市場は「3國鼎立」から「雙璧が並び立つ」新たな段階に突入し、プラットフォーム資源の整備が進んで企業(yè)が細分化された経営を行う上でプラスになった。
今年1月1日に施行された「オンラインフードサービスにおける食品の安全監(jiān)督管理規(guī)定」は、これまでで最も厳格な「食品安全法」、「オンライン食品の安全違法行為調(diào)査摘発規(guī)定」に続いて、國が制定したオンラインフードサービスにおける食品の安全性に対する専門的ルールであり、同サービスの監(jiān)督管理、プラットフォーム主體の責任の履行、ネットワークに參加する外食企業(yè)、配達の要件についてより明確な要求を打ち出している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月14日
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