雲(yún)南省で「火球」を観測

中國科學(xué)院雲(yún)南天文臺の専門家は5日、雲(yún)南省迪慶蔵族自治州(デチェン?チベット族自治州)で4日午後8時頃、「火球」が観測されたことを確認(rèn)した。この天文現(xiàn)象は現(xiàn)地住民が目撃。現(xiàn)時點で負傷者や家屋損壊の報告はない。新華社が伝えた。

住民の撮影した9秒間の動畫からは、夜空に突然明るい點が出現(xiàn)し、少し消えた後に再度出現(xiàn)し、夜空を明るく照らす様子がわかる。

「大音響を聞いて外に出ると、空が光るのを見た」と村民は語る。

「今回の『火球』は小惑星と比べ、非常に小さな小天體の引き起こしたものであるはずだ」と、中國科學(xué)院雲(yún)南天文臺の王暁彬研究員は指摘する。

王氏によると、太陽系內(nèi)には小天體が數(shù)多く存在する。特に地球軌道周囲の小天體は、惑星の摂動の影響で地球と衝突する可能性がある。「流星は地球の大気を通過する時のアブレーションで、明るい『火球』として現(xiàn)れ、非常に壯観な天體現(xiàn)象が観測される」。完全に気化しなかった流星の殘骸が地上に落下したものを隕石と呼ぶ。隕石は太陽系惑星の物質(zhì)組成を理解する手がかりだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月6日