アップルが発表した全畫面デザインの「iPhone X」(寫真はアップルの公式サイトより)
北京時(shí)間の13日早朝、米アップル社は新製品発表のスペシャルイベントを開催し、「iPhone」の新製品3モデルを同時(shí)に発表した。畫面サイズが4.7インチの「iPhone 8」、5.5インチの「iPhone 8Plus」、5.8インチの「iPhone X」(アイフォーンテン)だ。なかでも特に話題を集めたのがiPhone史上最高価格となるXで、中國でも最低販売価格が8388元(1元は約16.9円)となっており、最高スペックにした場(chǎng)合、1萬元近くになる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
8シリーズのフレームは宇宙航空産業(yè)で使用されているものと同じグレードのステンレススチール製。3モデルとも両面ガラスで、防水性能、防塵性能が高く、ワイヤレス充電(Qi充電器)に対応する。次世代「A11 Bionicプロセッサ」を搭載し、処理速度は1つ前の「A10 Fusion」より30%高速になり、ニューラルネットワーク技術(shù)も採用されている。
8と8Plusはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色、Xはシルバー、スペースグレイの2色。容量は64GBまたは258GBで、128GBモデルはない。
「iPhone 8」と「iPhone 8Plus」(寫真はアップルの公式サイトより)
カメラ機(jī)能は3モデルとも解像度700萬畫素のフロントカメラを搭載。8は背面のメインカメラが1200萬畫素で、光學(xué)手ブレ補(bǔ)正(OIS)機(jī)能が備わる。8PlusとXには1200萬畫素の広角レンズと望遠(yuǎn)レンズを備えたデュアルカメラを搭載。8Plusの背面のデュアルカメラは學(xué)習(xí)機(jī)能を備え、背景をぼかす「ポートレートモード」が可能で、ビデオ機(jī)能は4K畫質(zhì)の60fpsの撮影が可能。XのデュアルカメラはOIS機(jī)能を備え、カメラの配列が縦型に変更されている。
8と8Plusには引き続き指紋認(rèn)証システム「Touch ID」が採用され、新たな特徴としてAR技術(shù)を応用した3Dセンサーを搭載したことが挙げられる。従來のモデルと比較すると、Xにはホームボタンがなく、ディスプレーは全畫面デザインで有機(jī)EL(OLED)を採用したスーパーレティナHDディスプレーで、解像度は2436×1125。顔認(rèn)証機(jī)能には「Face ID」が採用され、取得した3D顔畫像をインスタントメッセージサービス「iMessage」で利用することもできる。
アップルは顔認(rèn)証機(jī)能について、「Xのロックを解除する際、ユーザーはディスプレーを一目見るだけでよいが、目を閉じているとロックは解除されない。帽子をかぶったりめがねをかけていたりしても、Xはちゃんと顔を識(shí)別する。寫真を使って機(jī)械をだまそうとしてもだめだ」と説明した。
アップルが発表したワイヤレス充電器「Air Power」(寫真はアップルの公式サイトより)
3モデルともワイヤレス充電対応だが、アップルはバッテリーの具體的な規(guī)格を明らかにしていない。アップルの説明によると、Xはバッテリー駆動(dòng)時(shí)間が「iPhone7」より2時(shí)間長(zhǎng)くなったという。また気になるのは、アップルはワイヤレス充電器「Air Power」も発表している點(diǎn)だ。iPhone、「Apple Watch」、「Air Pods」を上に載せるとワイヤレス充電できるというもので、2018年の発売を予定している。
中國での販売価格は、8が5888元から、8Plusが6688元からで、いずれも9月15日より予約受付を開始し、同22日に発売する。Xは10月27日に予約受付スタート、11月3日に発売で、64GBモデルは8388元、最高スペックとなる256GBのモデルは9688元になる。
今回のイベントで、アップルは「Apple Watchシリーズ3」と「Apple TV 4K」も発表している。シリーズ3の主な特徴はセルラー対応モデルが加わったことで、モバイルネットワークに接続し、通話も可能になった。TV 4Kはその名の通りの4K畫質(zhì)テレビで、32GBモデルは179ドル(1ドルは約110.1円)、64GBモデルは199ドルでいずれも9月15日から予約受付を開始する予定だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月13日
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