11月11日「獨身の日」が近づき、獨身者が再び社會の注目を集めている。出會い系サイト「珍愛網」が7日に発表した「獨身者の現狀報告書(2016年第3期)」によると、月給8000元(1元は約15.4円)以上で、獨身貴族の女性は男性の數を上回る。また、上海、杭州のハネムーンの予算は、その他の地域を上回るという。北京晨報が伝えた。
獨身者経済、獨身貴族は女性が多め
月平均の可処分所得が8000元以上の獨身者を、ここでは獨身貴族と定義する。上海は獨身者が占める割合が最も高く、次に北京、深セン、杭州、広州の順となっている。報告書によると、獨身貴族のうち女性が男性の數を上回っている。一線都市では、経済的に自立した、高い消費能力を持つ獨身女性が増加傾向にある。
また報告書によると、可処分所得が3000?5000元の獨身者が過半數を占め、5000?8000元は3割弱で、8000元以上は1割に達している。
ハネムーン、過半數が海外旅行を選択
リサーチによると、回答者(男女)の58.17%は國內旅行の方が時間的に余裕があると考えているが、海外旅行を選択することでハネムーンのより良い記念になるとした。うち女性は72.15%と高かった。旅行先を見ると、「ロマンチックな島國」や「美しい自然風景」といった要素により、豪州が45.6%で最も人気が高かった。2位は北歐。獨身者の3割弱は、スイスやデンマークなどの北歐諸國は絵本のような國で、ハネムーンも絵本のように美しいものになると考えている。ちなみに3位は國內旅行となった。
報告書によると、ハネムーンの支出ランキングは、月平均の可処分所得ランキングとほぼ同様になった。上海と杭州の獨身者7割は、ハネムーンで1人當たり平均1萬元以上を支出することが明らかとなった。次は北京で、1萬元以上が全體の6割以上を占めた。一方で長沙、西安、済南の獨身者は、ハネムーンにあまり支出しないと回答した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月9日
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