外交部(外務省)の華春瑩報道官は23日の定例記者會見で「國連海洋法條約の尊重は、フィリピンが一方的に申し立てたいわゆる仲裁裁判手続きを尊重しなければならないということと同じではない」と表明した。
華報道官は「中國は國連海洋法條約締結國として、仲裁手続きを含む條約の各規定を一貫して尊重し、守り、実行している」と指摘。「國連海洋法條約の各規定は不可分の全體であり、國連海洋法條約の尊重においては、関連規定を善意をもって、全面的かつ完全に解釈、適用することが肝要であり、好きな箇所を選び取り、嫌いな箇所を排除することがあってはならないし、國の違いによるダブルスタンダードがあってもならない」と強調した。(編集NA)
人民網日本語版」2016年6月24日
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