人民銀が年次報(bào)告　16年も金融政策の基調(diào)は安定

人民網(wǎng)日本語版　2016年06月23日08:31

中國人民銀行（中央銀行）は21日、「中國人民銀行年次報(bào)告2015年」を発表した。同報(bào)告は、人民銀が引き続き金融改革の開放?発展を深化させることを強(qiáng)調(diào)するとともに、16年の通貨政策、金融改革、人民元國際化など多くの分野について見通しを示している。

同報(bào)告は、「16年も引き続き安定した金融政策を?qū)g施し、緩和と引き締めのバランスを維持し、タイミングよく事前の調(diào)整や微調(diào)整を行い、方向性と柔軟性を強(qiáng)化し、供給側(cè)の構(gòu)造改革における総需要の管理をしっかりと行い、構(gòu)造改革に向けて中立的で適切な金融環(huán)境を創(chuàng)出し、経済の科學(xué)的発展と持続可能な発展を促進(jìn)する」と指摘する。

また同報(bào)告によると、「金融の深化と革新の発展に向けて、調(diào)整コントロールのモデルをさらに改善し、価格型の調(diào)整と伝達(dá)メカニズムを強(qiáng)化し、金融政策の実體経済に向かう伝達(dá)ルートの通りをスムースにし、経済?金融の運(yùn)営における突出した問題の解決に力を入れ、金融の運(yùn)営効率と実體経済にサービスを提供する力を向上させる」という。

同報(bào)告は、今後一定期間の重點(diǎn)任務(wù)として次の4點(diǎn)を挙げる。

（１）國內(nèi)外の個人投資家の投資がより便利になるよう推進(jìn)し、適格國內(nèi)個人投資家の海外投資制度（QDII2）をタイミングよく推進(jìn)し、國內(nèi)居住者の海外金融市場への投資と海外の投資家の中國金融市場への投資の自由度および便宜性をさらに引き上げる。