中國國家衛生?計畫出産委員會はこのほど、「非醫學的需要による胎児の性別判定や男女産み分けを目的にした人口中絶を明確に禁止する規定」を通達した。規定に違反した場合、最高で3萬元(約51萬円)の罰金に処せられる。人民日報が報じた。
「規定」によると、醫學的需要による胎児の性別判定は、省、自治區、直轄市の衛生?計畫出産行政當局の認可を受けて設立されている醫療衛生機関が國の関係規定に基づいて実施される。また、醫療衛生機関が結成した、臨床経験や醫學遺伝學の知識を持ち、かつ副醫長以上の専門職に就いている専門家3人以上のチームで審査を行わなければならない。診斷の結果、人口中絶が必要と判斷された場合、醫學診斷報告書を作成し、醫療衛生機関は現地の県級衛生?計畫出産行政當局に報告しなければならない。醫療衛生機関は、仕事場に非醫學的需要による胎児の性別判定や男女産み分けを目的にした人工中絶を禁止することを示す表示をしなければならない。中絶のための薬品や醫療機器の購入、販売も適切に行わなければならず、完全な記録と使用に関する公文書を作成しなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年4月21日