南中國(guó)海での米國(guó)の橫暴な行動(dòng)も中國(guó)を動(dòng)かせない

人民網(wǎng)日本語版　2016年04月18日13:13

カーター米國(guó)防長(zhǎng)官はこのほど南中國(guó)海で任務(wù)遂行中の空母「ステニス」に乗艦した。この行動(dòng)は注目され、AP通信などは南中國(guó)海における中國(guó)の「軍事建設(shè)」への不満を表明するものだと報(bào)じた。（文：蘇暁暉?中國(guó)國(guó)際問題研究院國(guó)際戦略研究所副所長(zhǎng)。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

カーター長(zhǎng)官が中國(guó)に圧力をかけるのは初めてではない。5カ月前にも南中國(guó)海周辺を航行する空母ルーズベルトに乗艦し、「最先端」の裝備をアジア太平洋地域に配備して南中國(guó)海問題に対処すると公言した。

米國(guó)は昨年から南中國(guó)海問題について茶番を繰り返している。

武力の誇示がその要だ。米國(guó)はイージス駆逐艦「ラッセン」を中國(guó)の南沙（英語名スプラトリー）諸島周辺海域に不法に進(jìn)入させた。B-52爆撃機(jī)を中國(guó)の島?礁近くに「誤って入れた」。さらにカーター長(zhǎng)官も自ら參加して、米軍は居丈高な姿勢(shì)を示している。

「道義を説く」のも必須だ。米軍は中國(guó)に威力を示す一方で、いわゆる「航行の自由」の維持を強(qiáng)調(diào)し、中國(guó)に対して「國(guó)際法を遵守し」、平和的方法で爭(zhēng)いを解決するよう呼びかけている。米國(guó)は「道徳的模範(fàn)」のイメージを極力作ろうとしている。

様々な入念な演出は、実際には自國(guó)の利益のためだ。

第1に、直接の目的は南中國(guó)海での中國(guó)の活動(dòng)を妨害することにある。米國(guó)は南中國(guó)海の領(lǐng)有権問題で特定の側(cè)につかないと口先では言っているが、実際の行動(dòng)ではしきりに一方の肩を持っている。フィリピンなどの挑発行為に見て見ぬふりをする一方で、中國(guó)の正當(dāng)な活動(dòng)に対してはあれこれと妨害する。南沙諸島における中國(guó)の民用施設(shè)建設(shè)は、南中國(guó)海沿岸國(guó)と同海域を航行する各國(guó)船舶に資するものだ。米國(guó)はこれについて四の五の言い、燈臺(tái)建設(shè)すら問題視している。対中防備の心理は明々白々だ。