EBと電子決済、盜難防止の秘訣は？

非常に便利なEB（エレクトロニックバンキング）と電子決済が無料化されている今日、一部の電子決済のスキミング被害が話題となり、多くの人を懸念させている。私たちの口座は安全なのだろうか、スキミングされる恐れはないだろうか？北京日報が伝えた。

◆ツールの安全性

私たちが使用するツール、つまりコンピュータや攜帯電話などは、そのものが安全である必要がある。ウイルスに感染したツールで、EBや電子決済を利用することはできない。EBや電子決済を使用したことのあるコンピュータや攜帯電話を使わなくなり、売るかリサイクルに出す前に、工場出荷狀態（初期化）にし、記録されているデータを消去するべきだ。そうしなければ、他者に口座の情報を盜まれる可能性がある。

◆ルートの安全性

ツールに繋がるネットワークルートは、安全でなければならない。安全なネット環境下で、EBと電子決済を利用する。一般的に、勤務先や家庭內のネットワーク、通信キャリアのデータチャンネルは安全であり、信頼に値するネットワークルートだ。不慣れなネット環境でオンラインバンク、モバイルバンク、オンライン決済を利用するべきではない。

◆サイトの安全性

銀行と第三者決済機関の公式サイトのサービスを利用する。本物の公式サイトのアドレスであることを確認する。モバイルバンクと第三者決済アプリは、公式サイトもしくは公式アプリストアからダウンロードする。非公式ルートから、攜帯アプリをダウンロードするべきではない。オンラインバンクとオンライン決済のリンク先については、ドメイン名をチェックするほか、最初の部分が「http」ではなく「https」であることに注意が必要だ。

◆口座の安全性

自分の銀行口座を分類し、貯蓄預金口座とオンライン決済口座を分ける。また口座內に預金を預け過ぎない。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年4月6日