「子供の學費は會社負擔」、「社員寮には無料のwifi」、「運動施設あり」…。沿海地域で働いた経験を持つ若い出稼ぎ労働者を確保し、人材確保の難しい今を乗り切ろうと、江西省などの一部の企業は、さまざまな福利厚生を打ち出している。新華網が報じた。
江西省南昌市の歐菲光科技有限公司の人事部主管?付志猛さんは、「現在、給料を上げるだけでは求職者にとってまだまだ不十分。當社は現在、福利厚生にウェートを置いている。沿海地域の労働者、特に90年代生まれの若い出稼ぎ労働者が戻って來るようになっているが、彼らは高い給料だけでなく、快適な仕事環境や一定のキャリア成長も望んでいる」と説明する。
そのため、求職者を引きつけるため、同社は入職3カ月後に給與を400元(約6800円)、半年後に500元(約8500円)上げると約束するほか、室內のバスケットコートやバトミントンコートも設置し、空調や獨立した24時間お湯が出る洗面所、無料のwifiを備えた無料の寮を準備している。
沿海の労働集約型企業が中西部地域に移転しているのを背景に、中西部の省?區?市の一部の企業は人材確保が難しくなり、手厚い福利厚生を準備して求職者の「心」をとらえようとする歐菲光のような企業が増加している。