福建省福清市漁溪鎮(zhèn)にある黃檗山萬(wàn)福寺は、禪宗の一つである黃檗宗の開(kāi)山?隠元禪師が修行し、住職となった寺。19日、長(zhǎng)崎の興福寺と長(zhǎng)崎史談會(huì)は訪問(wèn)団を結(jié)成し、隠元禪師の中國(guó)での足跡を訪ねる4日間の旅にやってきた。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
福建省福州市福清県で生まれた隠元禪師は、黃檗山萬(wàn)福寺に出家。1654年に、長(zhǎng)崎県の興福寺の住持の招請(qǐng)により、弟子を率いて、政治家?鄭成功が仕立てた船に乗り、日本の長(zhǎng)崎に渡った。その後、徳川幕府のサポートを得て、隠元禪師は現(xiàn)在の京都府宇治市で新寺を開(kāi)創(chuàng)し、舊を忘れないという意味を込め、故郷の中國(guó)福清と同名の黃檗山萬(wàn)福寺と名付けた。
今回の訪問(wèn)団の団長(zhǎng)を務(wù)める興福寺の松尾法道住職は、「隠元禪師がかつていた場(chǎng)所に來(lái)ることができて、とてもうれしく、感動(dòng)している」と語(yǔ)った。
福清黃檗山文化促進(jìn)會(huì)の林文清會(huì)長(zhǎng)は、「黃檗山の禪宗のおかげで、毎年、日本の多くの僧侶や信者がこの地を訪れている。隱元禪師は今でも、中日友好交流の重要な架け橋となっている」と述べた。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年1月22日
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