北京?上海?広州、中間層に大きな収入格差　北京は所得?圧力とも最大

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年12月25日13:22

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院と社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社の共催による「社會(huì)青書(shū)：2016年中國(guó)社會(huì)の情勢(shì)分析と予測(cè)」発表會(huì)が北京で24日に挙行された。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

青書(shū)の概要は次の通り。

北京?上海?広州3都市では、各都市に住む中間層の収入格差がかなり大きい。このうち北京の中間層の収入が最も高く年収25萬(wàn)6016元（約475萬(wàn)円）、上海が21萬(wàn)9770元（約408萬(wàn)円）で北京に続き、広州が最も低く17萬(wàn)37元（約315萬(wàn)円）だった。給與所得者の収入についても、同様の傾向が見(jiàn)られた。

これら3都市の中間層の支出狀況についても、ばらつきがあった。総支出については、北京が最も高く12萬(wàn)6012元（約234萬(wàn)円）、続く上海は11萬(wàn)5646元（約215萬(wàn)円）、最低は広州で9萬(wàn)5213元（約177萬(wàn)円）。北京の中間層の支出狀況は、娯楽支出と教育支出が上海よりやや低かった以外は、殘りの項(xiàng)目は軒並み最高だった。北京?上海と比べ、広州の中間層の支出は各項(xiàng)目いずれも少なかった。

3都市の中間層は、睡眠時(shí)間を除いて、「仕事?學(xué)習(xí)」に最も多くの時(shí)間を割いていた。労働日、北京の中間層は毎日約9時(shí)間を仕事や學(xué)習(xí)に費(fèi)やしており、この數(shù)値は、広州と上海に比べ1時(shí)間以上多かった。休みの日でも、北京の中間層は、仕事や學(xué)習(xí)に最も多く時(shí)間を割いていた。3都市の通勤?通學(xué)時(shí)間にかかる時(shí)間は、いずれも1時(shí)間前後だった。このうち北京が最も長(zhǎng)く、その次が上海、広州が最も短かった。