四川省の代表的な麺料理「重慶小麺」は重慶に住む大勢の人にとってすでに火鍋と同じく生活に不可欠なものになっている。高維さん(37)は重慶小麺で有名な店「胖妹麺荘」のオーナーだ。最初の露店から自分の店を構えるようになり、創業時の苦労を乗り越えて全國に名を轟かせるまで、農村からの出稼ぎ労働者だった女の子が重慶で有名な麺屋のオーナーへと成長するのに、彼女とその夫は20年余りの年月を費やした。新華網が伝えた。
2005年から毎年全國各地、さらには海外からの起業者たちが重慶を訪れ、彼女に弟子入りして修行をしている。今まででこの小さな店で修行を積んだ弟子の起業者たちが國內外で開いた麺屋は1000軒を超える。高さんは「これらの起業者は自分と同じく、みんなで一緒に重慶小麺のブランドを繁栄させる」と考えている。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月1日