日本の3DCGアニメ映畫「STAND BY ME ドラえもん」が28日に中國で公開され4日間で興行収入2億3900萬元(約47億9195萬円)を超え、中國で公開されたアニメ映畫史上、過去最高の記録を打ち立てた。1991年から中國中央テレビ(CCTV)で放映を開始されたアニメ「ドラえもん」は、中國の數世代にわたる視聴者の成長を見守り、多くの子供たちの記憶の中に深い印象を殘してきた。可愛らしいキャラクターに感動的な物語で、世界中で大ヒットを記録した、「STAND BY ME ドラえもん」の快進撃は決して偶然の出來事ではなく、背後には日本政府のアニメ文化外交の戦略が大きな役割を果たしている。広州日報が伝えた。
1979年、現行版アニメ「ドラえもん」の放送が日本で開始されると、瞬く間にドラえもんブームが巻き起こった。現在までに、「ドラえもん」は中國や米國を含む世界35カ國で放送されている。2002年、「ドラえもん」は米タイム誌の「アジアの10大ヒーロー」のうちの「1人」に選ばれ、米「タイム」誌のランキングに唯一ランクインした日本のキャラクターとなった。