宅配大手、セルフ宅配カウンターに100億円を投資

宅配大手の順豊、申通、中通、韻達(dá)、プロロジスは7日、深セン市に豊巣科技有限公司を共同設(shè)立し、荷物の引受け?引渡し業(yè)務(wù)の向上を図るため、24時間営業(yè)のセルフ宅配カウンター「豊巣」を開発?運営すると発表した。京華時報が伝えた。

初期投資は5億元（約100億円）を予定しており、本部を深セン南山科學(xué)技術(shù)パークに置く。京東、圓通、韻達(dá)、城市100などの電子商取引?物流企業(yè)は2013年より、高級団地?大學(xué)キャンパス?地下鉄などのエリアにセルフピックアップシステムを設(shè)置し、「最後の1キロ」の難題を解消している。「豊巣」スマートカウンターは24時間のピックアップが可能なほか、宅配を受け付けることもできる。荷物を送る場合は、攜帯電話で申し込みをし、カウンターのスキャナーを使用するか番號を入力し、宅配料金の支払いを完了すれば、ロッカーを開け荷物を預(yù)けることができる。「豊巣」カウンターは最短時間內(nèi)に配達(dá)員を手配し、荷物の集荷?発送を行う。受け取りの際には、カウンターのスキャナーを使用するか番號を入力するだけで良い。宅配便の安全を保証するため、カウンターは防犯カメラによって常時監(jiān)視される。

スマート宅配カウンターは発送の効率を高め、消費者に新しい選択肢を提供することができる。豊巣科技有限公司の推算によると、宅配員が自宅を訪問して集荷する場合、1件當(dāng)たり平均7分の時間が費やされるが、このカウンターを使いセルフ発送した場合は3分になり、宅配員の効率が2倍に向上する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月9日