昨今、多くの人が健康?フィットネスアプリを使用しており、微信(WeChat)のソーシャル機能?モーメンツ(朋友圏)で、今日は何歩歩いた等の情報をアップしている。一方、これらアプリに対して疑問を抱く人も少なくなく、「表示される情報は本當に正確なのか?」、「病気の診斷までできるアプリもあるが、信頼できるのか」といった聲が寄せられている。
とある統計データによると、健康?フィットネスアプリをダウンロードしている人は、スマートフォンユーザー全體の20%以上を占める。微信や微博(ウェイボー)などの大手SNSプラットフォームも、「微信運動」や「微博運動」といった、フィットネス関連データを読み取るツールをリリースしている。例えば微信運動はデータプラットフォームとして、小米や咕咚のスマート?リストバンドのデータを読み込むことができ、さらにはiPhoneの萬歩計のデータも取り込むことができる。新華網が伝えた。
これらの萬歩計は、歩行の際の重心移動を端末のセンサーがキャッチすることによって歩數を計測している。しかし歩行の際に攜帯を身に著けていなかったり、また座っているときの攜帯への振動等でも計測してしまう可能性があり、計測されたデータが正確であるとは言い難い。
英BBCは今年初め、リストバンド型活動量計の製品比較に関する記事を掲載した。BBCの記者がFitbit、Jawbone、Misfitなど4つのリストバンド型活動量計を試し、計測されたデータに対して比較検査を行った結果、歩數計測及びカロリー消費計測等が各端末によって若干の差があり、計測した日によっては端末間で歩行距離23%、消費カロリーにして2649カロリーの差が出たという。これは正常な成人女性が一日に消費するカロリーに相當する。