中國(guó)で摩擦電発電機(jī)が発明、歩行中の攜帯充電も可能に

　4センチ平方の薄膜材料が、導(dǎo)線によりLED照明と結(jié)びつく。この薄膜材料を指でつまむだけで、LED照明が燈される。本紙記者は18日午後、中國(guó)科學(xué)院北京ナノエネルギー?システム研究所で、科學(xué)者が開(kāi)発した摩擦電発電機(jī)を目にした。同発電機(jī)の登場(chǎng)により、未來(lái)のエネルギー発展に新たな供給方式がもたらされた?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

　摩擦電発電機(jī)は、高分子透明薄膜材料で出來(lái)ている。同研究所の首席科學(xué)者の王中林院士は記者に対して、「摩擦電発電機(jī)は主に有機(jī)材料と一般的な金屬によって作られており、少ない材料で作ることが可能だ。摩擦電発電機(jī)は摩擦によるスイッチと靜電気の反応を利用しており、薄膜型電極の設(shè)計(jì)を加え、電流の効果的な送電を?qū)g現(xiàn)した?，F(xiàn)在の送電量は最高で1平方メートルあたり500ワットに達(dá)する」と説明した。

　王氏は、「摩擦電発電機(jī)の動(dòng)力源は、すでによく知られている風(fēng)力、水力、波力などの大エネルギーでも、人間の歩行、體の動(dòng)き、手の摩擦、雨粒などこれまで注意されてこなかった環(huán)境中に存在するエネルギーでも良く、車輪の回転、機(jī)械の振動(dòng)などでも良い。近い將來(lái)、ただ歩いているだけで、靴に取り付けられた摩擦電発電機(jī)を通じて攜帯電話に充電できるようになるかもしれない」と語(yǔ)った。

　同研究所のある研究者は記者に対して、「一般的な工業(yè)用大規(guī)模発電と異なり、摩擦電発電機(jī)は運(yùn)動(dòng)中のすべての人による発電を可能とする。ありふれた摩擦、圧力、落下などの現(xiàn)象が、発電の動(dòng)力源になる。將來(lái)的に、自動(dòng)車のブレーキで発電?充電できるようになる。摩擦電発電機(jī)を道路に敷けば、通過(guò)する自動(dòng)車は発電に參加できるようになる」と話した。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年3月19日