雲南省怒江傈僳族自治州でヒョウの撮影に初成功
人民網日本語版 2024年05月24日13:34
中國科學院昆明動物研究所は今月22日、同研究所の科學研究者が雲南省の高黎貢山國家級自然保護區?怒江區間に設置している赤外線カメラの映像を回収したところ、中國の國家一級保護野生動物に指定されているヒョウが映っているのを初めて確認したと明らかにした。中央テレビニュースが報じた。
今回映っていたのはオスの成獣のヒョウで、はっきりとした黒い斑點が入っており、毛並みもよく、しっぽの先端を上に向け、非常にリラックスしているように見える。ヒョウは生態ピラミッドの頂點に位置する捕食者のため、生息する生態系に対する條件の高さが求められる。そのため、その姿が確認されたということは、現地では健全な生態系が保全されていることを示している。
中國科學院昆明動物研究所は長年にわたり、高黎貢山地區において生物多様性調査?モニタリングを展開しており、2014年から、野外に600臺以上の赤外線カメラを設置してきた。今回、活動しているヒョウの撮影に成功したことは、大きな成果と言える。
ヒョウのほか、今回の調査では、ドールやウンピョウ、オジロニジキジといった希少野生動物76種類が確認された。うち、49種類は中國の國家重點保護野生動物に指定されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年5月24日
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