「中國一美しい小鳥」が福建省廈門に「集団引っ越し」
人民網日本語版 2024年05月17日10:38
最近、「中國一美しい小鳥」と呼ばれるハリオハチクイが、福建省廈門(アモイ)市の五縁灣に「集団引っ越し」してきた。ハリオハチクイは毎年4月に東南アジアから廈門にやって來て繁殖を行い、大體10月になると廈門を離れる。人民網が伝えた。
ハリオハチクイはブッポウソウ目ハチクイ科に分類される鳥類で、數年前に中國の國家二級保護野生動物に格上げ認定された。主にトンボ、蝶、ミツバチ、甲蟲類を餌とし、熱帯鳥類の特徴である鮮やかな羽毛を持ち、喉元の毛は赤茶色、黒い過眼線があり、翼と背中は緑色、尾っぽは青色、翼の內側の體の正面は赤みがかった黃色で、太陽の光を浴びると全身が金屬のような艶と輝きを帯びる。
廈門市自然資源?企畫局保護區事務センターのスタッフは、「最近、五縁灣ハリオハチクイ自然保護區では、騎馬山の崖に巣を作るハリオハチクイが80羽以上確認された。ハリオハチクイは古い巣を使い回さない習性があるので、毎年群れが當地を離れると、スタッフが洞窟狀の巣穴の內部をきれいにして塞ぎ、翌年に備えて新たな巣作りの場所を用意しておく。また保護區は特別に池を作り、複數種類の果物の木や野菜なども栽培した。毎年、果物の良い香りに誘われて蜂や蝶が次々に飛んできて、ハリオハチクイに豊富な餌を提供している」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月17日
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