1臺の攜帯電話で約466.7ヘクタールの農(nóng)地を管理

「気溫は14℃、2時間近く以內(nèi)に雨が降らないだろう」。王伶俐さんは朝早く攜帯電話を開き、「MAP智農(nóng)」アプリをタップし、天気情報をチェックすると、ドローンを攜えて家を出た。人民日報が伝えた。

ドローンを操縦し冬小麥の保護(hù)を行う王伶俐氏。

王さんは四川省成都崇州市楊柳土地股份合作社の専門職の農(nóng)業(yè)管理者で、13人のチームを率い、各種スマート農(nóng)業(yè)ソフトウェアを応用し、4つの合作社の約466.7ヘクタールの農(nóng)地を整然と管理している。

そよ風(fēng)になびく小麥畑。「目下最も差し迫っているのは農(nóng)薬散布を行い、病蟲害を予防することだ」。王さんがコントローラーで操縦すると、ドローンがゆっくりと離陸し、その気流で渦巻狀になった小麥畑に、農(nóng)薬が均等に撒かれた。

春の成都平野は天気が変わりやすい。「急に雨が降れば、農(nóng)薬が吸収されないうちに流されてしまい、無駄になるだけでなく、土壌を痛めることにもなる」。王さんはアプリで周辺地域の2時間以內(nèi)の天気予報を正確に把握する上で、農(nóng)作業(yè)ができるようになった。

攜帯アプリで冬小麥の成長具合をチェックする王伶俐氏。

「1臺の攜帯電話には、農(nóng)地の大きな事から小さな事まで詰まっている」。王さんは休憩中、取材に対し、農(nóng)業(yè)生産の情報化のメリットについて、「リモートセンシング技術(shù)を通じ、攜帯電話で土地上部の含水量や作物の成長具合をチェックでき、農(nóng)地の管理に『診斷書』ができた。農(nóng)業(yè)の専門家がオンラインで質(zhì)問に答え、オフラインで支援を行う。「シンクタンク」は常について回るようになっている。アプリは供給?販売プラットフォームとつながり、農(nóng)業(yè)資材の購入や商品販売で中間段階を省くことができ、収入を増やし支出を抑えることにつながる」と述べた。

崇州の農(nóng)業(yè)生産情報化率は現(xiàn)在90％に達(dá)している。新たな苗が芽生えている一方で、新技術(shù)が導(dǎo)入されている農(nóng)地では、すっかり春めいてきた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月3日