第3回中國幹細胞?再生醫學協同イノベーションプラットフォーム會議並びに基準発表會が9月24日、北京市で行われた。同會議では、中國が先導して制定した初の幹細胞國際基準「ISO 24603」及び1件の國家基準と7件の団體基準を含む幹細胞分野の一連の関連基準が発表された。科技日報が伝えた。
同會議で発表された國際基準「ISO 24603」の「ヒト?マウス多能性幹細胞汎用要求」は、國際標準化機構(ISO)における初の幹細胞基準で、多能性幹細胞の培養、生物學的特性、品質コントロール、情報管理、分配?輸送などの要求を規定した。
國際標準化機構専門委員會276「バイオテクノロジー」ワークグループ2招集者のGeorge?Dagher氏は、「ISO24603國際基準は多能性幹細胞の構築?維持特性鑑定の要求を提供しており、同分野の重要な一歩であり、必要な一歩でもある」と述べた。
同會議で発表された國家基準「細胞無菌検査通則」と「ヒト幹細胞研究倫理審査技術規範」などの7件の団體基準は、科學研究、臨床、産業などの面をカバーしており、ヒト幹細胞の研究倫理、幹細胞及びその派生物の鍵となる品質屬性や品質コントロールなどを體系的に規定した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月27日