著ぐるみの「銅奔馬」が8月17日、甘粛省蘭州市にある甘粛省博物館に登場した。先ごろ「銅奔馬ぬいぐるみ」が発売されると、たちまちネット上で大きな話題を集め、「馬」一頭すら入手が困難なほどの人気ぶりになった。そのため甘粛省博物館は、著ぐるみの「銅奔馬」を登場させ、より多くの若者や子供たちが興味を示し、優(yōu)れた伝統(tǒng)文化を能動的に感じることで、文化財(cái)に命を吹き込むよう取り組んでいる。著ぐるみというこのアイデアは、文化財(cái)の原型とマッチした大膽な試みで、市民と文化財(cái)との距離を縮める効果が得られている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
甘粛省博物館文化クリエイティブセンターの王海柔総監(jiān)は、「この銅奔馬シリーズのぬいぐるみは、國寶の銅奔馬が正面を向いて頭を上げていななくイメージから作られており、活き活きしてユーモラスなディテールが誇張されている。デザインチームは、文化財(cái)そのものが持つ文化的屬性を留めると同時(shí)に、大膽な文化的なアイデアを注ぎ込んでいる。すると、一見誇張されたポーズが、文化財(cái)の銅奔馬を正面から見たイメージを復(fù)元する結(jié)果となり、いまどきの『Z世代』の若者たちの美意識にマッチした」と指摘している。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月18日