春節(舊正月、今年は2月1日)期間中、家でスマホをいじりショート動畫を見ていた人が多かったようだ。統計によると、同期間中、動畫とSNS、スマホゲームが、人々の71.8%の時間を占めていた。なかでもショート動畫を見ている時間が最も多かった。また、情報やショッピング、外出、生活サービスなどが占める割合も全體的に増加した。このようにデジタル化ライフが人々の休暇にも一層深く影響を與えるようになっている。北京青年報が報じた。
データエージェンシーのQuestMobileが実施した今年の春節期間中のスマホ使用狀況に関する調査によると、ネットのアクティブユーザー數は安定した中で小幅に増加し、8億7200萬人に達した。また、さまざまな要素が重なって、今いるところで春節を過ごした人が多かったこともあり、同期間中、一、二線都市のアクティブユーザーが目に見えて増加した。
ネットユーザーのアクティブな時間帯を見ると、春節期間中は夜更かしする人が減り、日中にネットを利用する人が多くなったことが分かる。午前9時から、アクティブユーザーの割合がぐっと増加した。
春節に加えて、北京冬季五輪が開催され、各ブランドがその大きな波に乗るというのが新たなトレンドとなった。具體的に見ると、各大手ECプラットフォームは、中國中央テレビ局(CCTV)の春晩(春節を祝う中國の國民的年越し番組)とコラボしたり、新春お年玉キャンペーンを展開したりするなど、例年通り春節に合わせたマーケティングを展開した。また、冬季五輪観戦も人々の春節の娯楽に加わり、一線都市や五線以下の都市の若者が最もアクティブだった。フリースタイルスキーの谷愛凌(アイリーン?グー)選手や大會マスコットのビンドゥンドゥンも大人気となり、ブランドオファーや関連商品も急増し、五輪の波に乗って大々的な宣伝が行われた。
また、新型コロナの影響で「今いるところで年越し」が呼びかけられたのを背景に、春節期間中、都市では娯楽消費ニーズが非常にアクティブになり、春節前は買いだめをする人が目に見えて増加し、春節後は市內に出かけて娯楽を楽しんだり、映畫を鑑賞したり、観光スポットをぶらぶらしたりする人も目に見えて増加した。
映畫鑑賞が人々のレクリエーション?娯楽の主な方法となり、春節當日に封切られた映畫が大人気となったことは注目に値する。市內観光のニーズも旺盛で、都市観光に出かけた人は春節當日の2月1日と4日が最も多かった。
冬季五輪開催が注目を集め、中國の動畫アプリ?咪咕視頻やCCTVのアプリなどが五輪を生中継する主なアプリとなり、開會式の時から視聴者が大幅に増加した。冬季五輪開催により、人々の運動や健康に対する注目も高まり、KeepやHealth、咕咚といった関連業界の人気アプリのダウンロード數が春節期間中増加した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年2月25日