北京のデジタル人民元取引額は約1751億円　冬季五輪40萬ヶ所超をカバー

北京市地方金融監(jiān)督管理局の王穎副局長(zhǎng)は10日に2022北京メディアセンターで行われた記者會(huì)見で、「デジタル人民元のテスト事業(yè)はテクノロジーを駆使した冬季五輪に便利でスピーディな決済環(huán)境を構(gòu)築し、北京市のスマートシティサービスの水準(zhǔn)を高めるものだ。この1年あまりの間に、北京市は無人販売車や自動(dòng)販売機(jī)といったデジタル人民元応用シーンのイノベーションを試験的に打ち出してきた。現(xiàn)在、テスト事業(yè)のカバー範(fàn)囲は冬季五輪の40萬ヶ所を超えるシーンにも広がり、取引金額は96億元（約1751億円）に達(dá)した」と述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。

2020年末には、デジタル人民元の冬季五輪テスト事業(yè)が北京地下鉄?大興空港線でスタートした。中國(guó)初の冬季五輪フィギュアスケート金メダリストの申雪さんが北京の1枚目のデジタル人民元地下鉄乗車券をデジタル人民元で購入し、冬季五輪仕様のウェアラブル?デジタル人民元ウォレットをかざして改札を通った。これはデジタル人民元のテスト事業(yè)が北京で幕を開けたことを示した。

この1年あまりの間に、冬季五輪シーンでのテスト事業(yè)を特色とする北京市デジタル人民元テスト事業(yè)が行われ、冬季五輪での飲食、宿泊、移動(dòng)、観光、ショッピング、娯楽、醫(yī)療の7大重點(diǎn)分野での決済サービスのニーズに向けて、明確な特色を備えたテストシーンと商品を打ち出し、中國(guó)內(nèi)外の消費(fèi)者がデジタル人民元を使った決済體験を保証し、冬季五輪イベントの開催をサポートしてきた。

データを見ると、21年末現(xiàn)在、北京で開設(shè)されたデジタル人民元の個(gè)人ウォレットは1200萬件以上で、法人ウォレットは130萬件を超えた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月11日