2021年最後の日を迎え、2022年の足音が聞こえてくる時期となり、日本各地では早くも正月を迎えるムードに満ちている。日本國內での新型コロナウイルス感染拡大は小康狀態にあるとはいえ、在日華僑?華人、中國人留學生にとっては、帰國して家族と再會することは依然として困難な情勢が続いている。新年の到來を迎えるにあたり、人民網は日本の華僑?華人、中國人留學生を取材し、どのように2021年と別れを告げ、2022年を迎えようとしているのかに迫ってみた。人民網が報じた。
12月30日、東京千代田區のオフィスビル入り口に飾られた正月飾りの門松(撮影?呉穎)。
12月30日、東京のあるスーパーで撮影されたお節料理のコーナー(撮影?呉穎)。
中國留日同學総會「期待でいっぱいの2022年」
中國留日同學総會の汪先恩會長(寫真提供?取材対応者)。
中國留日同學総會の汪先恩會長は、「今年、當會は中日のさまざまな方と共に努力し、新型コロナウイルス関連の各種支援活動に積極的に參加してきた。2022年は、いろんな角度から、中日の人的?文化的交流を促進するために、引き続き貢獻していきたい。2022年は、北京で冬季五輪が開催される。當會は日本から全力で中國を応援し、歴史的に意義深いその時を祝いたい」と語った。
在日中國人留學生「學業に勵みながら楽しく生活」
新年を前に家族とビデオ通話する日本に留學している梅鑫さん(寫真提供?取材対応者)。
浙江省杭州市出身の梅鑫さんは、日本に留學して3年目。今年も帰國できないため、少しがっかりしているものの、希望にあふれており、「インターネットを通して家族と年越しする予定。冬休みを利用して、専門書をたくさん読んだり、ネットで関連の資料を見るつもり」とし、新年への期待について、「2022年は世界のパンデミックが1日も早く収束して、家族と會えることを願っている」と語った。
在日華人ホワイトカラー「來年は帰國して家族と會いたい」
日本の企業で何年も働いているある華人のホワイトカラーは、「高校を卒業してからすぐに日本に留學した。學生の時は冬休みや夏休みを利用して帰國し、家族と會い、実家で新年や春節(舊正月)を過ごすことができた。社會人になってからは、新年休みの時しか帰國して家族に會えなくなった。中國人は一家団欒を非常に重視している。今は新型コロナウイルス感染癥の影響で家族と會うことができないので、がっかりしているし、家族に會いたい。來年は、新型コロナウイルス感染拡大が世界的に好転することを願っている。そうなれば、帰國して両親や親せき、友人と會うこともできるから」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月31日