崑崙基地
「成功した!受信に成功した!」中國の國家級気象観測所に、極地から「2人の新メンバー」が加わった。北京時間11月30日午後8時、國家気象情報センターは中國南極観測基地「崑崙基地」「泰山基地」からの気象観測データの受信に成功した。これは5年と9年近くの安定運営を経て、南極にある崑崙基地と泰山基地の観測所が業(yè)務(wù)運営能力を備え、両観測所は今月1日より正式に業(yè)務(wù)運営を開始し、長期的かつ連続的な通常気象観測データを取得することを意味する。科技日報が伝えた。
泰山基地
強(qiáng)風(fēng)と極寒で知られる南極大陸は、最低気溫はマイナス89.2℃、風(fēng)速は100m/sに達(dá)し、自然環(huán)境が極めて過酷だ。長期的かつ連続的な通常気象観測は、中國の極地天気?気候の観測予報能力を効果的に強(qiáng)化でき、極地天気予報及び気候変動の評価の精度を高め、科學(xué)調(diào)査をサポートし、極地環(huán)境を保護(hù)する上で重大な意義を持つ。
同一の型式を採用した自動観測所として、正式メンバーになるのにかかった時間が一方が5年で、もう一方が9年だったのはなぜだろうか。両基地の観測所の建設(shè)に參加した中國気象科學(xué)研究院青蔵高原?極地気象科學(xué)研究所の丁明虎副所長によると、これは拉薩(ラサ)とチョモランマに気象観測所を設(shè)置するようなものだ。「実習(xí)期間」がより長い泰山基地の観測所は標(biāo)高2626メートルのエリアで先に基礎(chǔ)を固め、長期的な低溫の試練を乗り越えた。これにより標(biāo)高4093メートルの「氷床の頂」に位置する崑崙基地の観測所が5年內(nèi)に順調(diào)に正式メンバーになったという。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月2日