寫真は7月14日に上空から撮影した広西壯(チワン)族自治區にある竜灘水力発電所だ。同プロジェクトは、同自治區河池市天峨県の県政府所在地から上流15キロメートルの地點に位置しており、紅水河流域にある10ヶ所のカスケード式水力発電所の4番目にあたる。発電?洪水予防?水上輸送?水質の環境改善などが集約された総合的効果を目指す大型水利プロジェクトで、中國が「西部大開発」と「西電東送(水資源の豊かな西部で作られた電力を東部へ輸送する計畫)」という2大戦略を実施する上での代表的なプロジェクトとなる。2008年12月23日から、竜灘水力発電所第一期の70萬キロワット級ユニット7臺が稼働を開始している。2020年、同発電所の発電量は141億2200萬キロワット時に達した。これは、標準石炭約442萬トンの節約およびCO2排出量約1190萬トンの減少に相當する。中國新聞網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年7月15日