中國(guó)1-5月の100都市不動(dòng)産価格1.34％上昇　珠江デルタがトップ

不動(dòng)産研究機(jī)関の中指研究院が1日に発表したデータによると、今年5月には、中國(guó)の100都市の新築住宅価格の前月比上昇幅がやや拡大し、珠江デルタ地域の都市の不動(dòng)産価格が引き続き高止まりしたという。中國(guó)新聞社が伝えた。

同研究院指數(shù)事業(yè)部の馬■（王へんに深のつくり）シニアアナリストは同日に行なわれた月例市場(chǎng)情勢(shì)分析會(huì)で、「2021年1-5月には、100都市の新築住宅価格は累計(jì)1.34％上昇し、上昇幅は前年同期に比べて0.60ポイント拡大し、累計(jì)上昇幅は過(guò)去約3年間の同期で最大だった」と説明した。

5月単月で見(jiàn)ると、100都市の新築住宅平均価格は前月比0.34％上昇の1平方メートルあたり1萬(wàn)6006元（1元は約17.2円）となり、上昇幅は前月より0.11ポイント拡大し、前年同期比では4.08％の上昇となり、上昇幅は前月より0.03ポイント拡大した。

地域別に見(jiàn)ると、1-5月には、珠江デルタ地域の新築住宅価格が累計(jì)2.72％上昇し、各都市圏の中で上昇幅が最大だった。中でも東莞、広州、中山などが上昇幅で上位に並んだ。具體的な數(shù)字を見(jiàn)ると、東莞は4.3％の上昇で100都市の中で首位に立った。また徐州と広州もともに上昇幅が4％を超えた。

相対的に活発な取り引きが不動(dòng)産価格を支えている。馬氏は、「1-5月には、重點(diǎn)都市50ヶ所の分譲住宅の月平均取引面積は約3649萬(wàn)平方メートルに上り、比較の対象となる昨年の基數(shù)が低かった影響により、前年同期比61.0％増加となり、2019年同期と比較すれば増加率は30％近くとなり、絶対的な増加の規(guī)模は過(guò)去約5年間で最高レベルに達(dá)し、過(guò)去の數(shù)値としては16年に次ぐものとなった」とした。

具體的な數(shù)字を見(jiàn)ると、21年に入ってから重點(diǎn)都市の不動(dòng)産取引がどこも活発だ。1月と2月の取引規(guī)模は同期の過(guò)去最高を更新し、3月と4月の取引規(guī)模は16年に次ぐものとなり、5月の50都市分譲住宅取引面積は4100萬(wàn)平方メートル前後で、同20％以上増加した。

今後の展望について、同研究院は同日に発表した報(bào)告書の中で、「『不動(dòng)産は住むためのもので投機(jī)のためのものではない』との位置づけがこれからも堅(jiān)持され、各地方政府も引き続き『3つの安定（土地価格の安定、不動(dòng)産価格の安定、予測(cè)の安定）』を目標(biāo)とし、持続的に住宅市場(chǎng)の変化に注目し、市場(chǎng)に対する各種の調(diào)整コントロールを強(qiáng)化するだろう。全體としてみると、これからは不動(dòng)産政策環(huán)境の引き締めが続き、より多くの人気都市が住宅ローンの管理コントロールの強(qiáng)化、人気ブロックの調(diào)整コントロールの強(qiáng)化、中古住宅取引の參考価格発表などをめぐって、不動(dòng)産市場(chǎng)の調(diào)整コントロール政策を絶えず調(diào)整するだろう。將來(lái)的に人気都市の住宅価格はより安定に向かうと予測(cè)される」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月2日