東京五輪の7人制ラグビーの運営テストがこのほど、本番の會場となる東京?味の素スタジアムで行われ、男女の日本代表候補選手が參加した。東京五輪組織委員會が開催するテストイベントとしては、初めてメディア向けに公開された。人民網が報じた。
東京?味の素スタジアムで開催された東京五輪の7人制ラグビー運営テスト(撮影?李沐航)。
大會組織委員會の橋本聖子會長や遠藤利明副會長らがテストイベントを視察した。2001年にオープンした東京?味の素スタジアムは、東京都調布市にある多目的スタジアムで、その収容人數は約5萬人だ。
使い捨て手袋を著用してボールを消毒する女性ボランティア(撮影?李沐航)。
テストイベントは、メディアだけを対象に公開された。報道陣は、1週間の體溫や健康狀態が分かる記録表を提出したうえで、入場することができた。また、場內でも検溫や消毒、ロボットによるボールの輸送、ボランティアによる観客席、ボールの消毒などが行われ、安全な狀況で、試合がスムーズに行われるよう取り計らわれていた。
テストイベントでボールを運ぶロボット(撮影?李沐航)。
新型コロナウイルスの影響で、1年延期となった東京五輪のテストイベントは4月から順次開催されている。4月3日と4日には、國立代々木競技場で、初のテストイベント(非公開)として車いすラグビーが行われた。東京五輪組織委員會は今後も、陸上や水泳、マラソンなどのテストイベントを順次開催する計畫だ。
東京五輪の本格的なテストイベントは5月1日から始まる予定で、バレーボールの中國代表チーム(男子と女子)も関連のイベントに參加する計畫だ。その他、5月1日から6日まで、國際水泳連盟(FINA)は、東京五輪の世界最終予選を兼ねる飛込ワールドカップを東京で開催する。(編集KN)
テストイベントに參加した7人制ラグビーの女子日本代表候補選手ら(撮影?李沐航)。
「人民網日本語版」2021年4月30日