広東省で18萬人が新型コロナワクチンを接種、深刻な副反応なし

広東省人民政府新聞弁公室は23日午後、広東省新型コロナウイルス感染予防?抑制第69回記者會見を開いた。広東省衛(wèi)生健康委員會の段宇飛主任によると、広東省は現(xiàn)在まで18萬人の重點(diǎn)対象者に新型コロナウイルスワクチンを接種している。接種費(fèi)用は政府財政が負(fù)擔(dān)し、個人は無料となっている。科技日報が伝えた。

段氏は、「感染予防?抑制情勢は現(xiàn)在全體的に良好だが、輸入癥例の防止、域內(nèi)の再発阻止の圧力が大きい。特に冬と春は気溫が下がり、感染予防?抑制情勢がより深刻になり、大きな課題となる。國が新型コロナワクチンの接種を決定した後、広東省は終始ワクチン接種を常態(tài)化感染予防?抑制の重要措置とし、積極的に計(jì)畫?推進(jìn)している。ワクチン調(diào)達(dá)を展開し、速やかに各地に配分し、使用を保障してきた。ワクチンコールドチェーン保存及び出入庫管理を規(guī)範(fàn)的に行っている。迅速に専門家チームを作り、接種対象を合理的に設(shè)定している。副反応モニタリング?処置に取り組み、個人のワクチン接種情報の登録?報告を?qū)g施している。すべてのワクチンについては情報の出所、行き先を調(diào)査可能にしている」と説明した。

広東省は現(xiàn)在、重點(diǎn)対象者の接種活動を全面的に開始している。主な対象者には輸入コールドチェーンや物流関係者、隔離施設(shè)のスタッフ、入境者などの高リスク者が含まれる。広東省は22日現(xiàn)在、18萬人の接種を完了している。深刻な副反応は発生しておらず、全體的に平穏で秩序正しい。

人々が関心を寄せる一般人の接種時期について、段氏は「國によるワクチンの條件付きの販売、もしくは正式販売の後、生産、供給保障能力、生産量が徐々に拡大してから、広東省はワクチン接種を徐々に全面的に展開する。能動免疫により集団免疫と保護(hù)力をつける」と述べた。

「しかしすべての重點(diǎn)対象者が接種條件を満たすわけではない」。広東省疾病予防管理センターの鄧恵鴻センター長によると、次に當(dāng)てはまる場合は今のところ接種できないという。▽年齢が18歳未満もしくは59歳以上▽過去にワクチン接種で深刻なアレルギー反応があった場合▽妊婦、急性疾患、深刻な慢性疾患の罹患者、慢性疾患の急性期もしくは発熱中▽その他の疾患に罹患しており、醫(yī)師の評価により接種できないと判斷された場合。

鄧氏は「重點(diǎn)対象者の接種は現(xiàn)在、その勤務(wù)先が予約する必要がある。各地は今後、公私の都合で出國し勤務(wù)?學(xué)習(xí)する人向けに、定點(diǎn)接種を行う醫(yī)療機(jī)関の情報を公表する」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月24日