遼寧省大連市の低リスク地域の映畫館が17日、各種新型コロナウイルス対策を引き続き萬全に講じることを條件に、206日ぶりに営業を再開した。中國新聞網が報じた。
営業を再開した映畫館に入る人々。(撮影:楊毅)
7月末、大連で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、現地の各大型映畫館は、中國全土の他の映畫館と同時期に営業を再開することはできなくなった。8月16日、大連の新型コロナウイルス対策記者會見で、大連市工業?情報化局の張立志副局長は、「現在の対策の動向に合わせ、一部のサービス業の営業拠點を分析し検討した結果、営業を秩序立てて再開する」とした。そして、真っ先に言及のあった映畫館に注目が集まった。
健康コードを見せ、體溫測定を受けてから映畫館に入る男性。(撮影:楊毅)
新型コロナ対策のために、映畫館は防疫規定に基づいて販売するチケット數を制限し、観客と観客が間隔を空けて座るよう手配するほか、観客にマスクを著用するよう促し、おやつやドリンクなどの持ち込みも禁止としている。
健康コードをスキャンする親子。(撮影:楊毅)
映畫館?大連百麗宮の劉愛華総経理は、「大連の各大型映畫館は1月24日から営業を停止していた。今回ようやく営業再開となり、営業停止以來最初のチケットを販売した」と語る。
映畫を鑑賞する人々。(撮影:楊毅)
3月から今に至るまで、大連の映畫館は、営業再開に向けて積極的に施設のメンテナンスを行ってきた。そのため、今月16日に営業再開許可が発表されると、多くの映畫館がすぐに営業を再開することができた。 (編集KN)
映畫館でのおやつやドリンクの販売は再開されていない。(撮影:楊毅)
「人民網日本語版」2020年8月18日