阿勒泰(アルタイ)-準北750kV送電線プロジェクト施工第1區(qū)間の最後の導線の貫通に伴い、18日午後6時に同プロジェクトの全線が貫通した。プロジェクトは9月末に竣工し稼働開始する予定で、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)は750kW送電網(wǎng)のフルカバーを実現(xiàn)し、信頼性の高い電力供給及び広範なエネルギー配置の能力が大幅に向上する見通し??萍既請螭瑏护à俊?/p>
新疆は2010年より超高圧送電線の発展を開始し、10年で750kV変電所を22カ所、送電線を53本?7416キロ建設した。新疆の送電網(wǎng)は世界でカバー範囲が最も広い地域送電網(wǎng)になった。
阿勒泰地區(qū)は新疆の最北部に位置する全國の重要な観光地で、豊富な風力及び太陽エネルギー資源を持つ。電力供給のうちクリーンエネルギーの割合は94%と高く、新疆の最もグリーンな地域の一つだ。開発水準及び送電能力の限界により、現(xiàn)地の自然資源を直接的な経済効果に変えることができていない。
國家電網(wǎng)阿勒泰給電公司のデータによると、第13次五カ年計畫期間(2016-20年)の阿勒泰地區(qū)の新規(guī)発電設備容量は86萬7000kW。7月18日現(xiàn)在の阿勒泰送電網(wǎng)の設備容量は315萬kWで、余剰電力が250萬kWにのぼり、大規(guī)模外部送電の條件を満たしている。
データによると、阿勒泰送電網(wǎng)の発電設備容量のうち、風力発電は141萬kW、水力発電は124萬kW、太陽光発電は20萬kW。昨年の全國の各種発電種類の平均利用時間に基づき計算すると、これらのクリーンエネルギーは78億kWhの発電が可能だ。これは標準石炭250萬トンの燃焼に相當し、CO2排出量をおよそ675萬トン、二酸化硫黃を2萬1200トン、窒素酸化物を1萬8500トン削減できる。阿勒泰地區(qū)の省エネ?排出削減及び環(huán)境保護に重要な役割を果たすことができる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月20日