遼寧省瀋陽市の抗米援朝(朝鮮戦爭)烈士陵園退役軍人事務部は29日午後、抗米援朝に參戦した中國の部隊?中國人民志願軍の兵士の身元確認式を行った。兵士6人の身元が確認され、遺骨が遺族に引き渡された。新華社が報じた。
韓國に殘った中國人民志願軍兵士の遺骨引き渡しは2014年から始まり、現時點で、6度に分けて599柱の遺骨が引き渡された。いずれも無名戦士で、身元が確認できない狀態だった。
関連當局は兵士599人の遺品千點以上の中から、名前が刻まれている印章24點を手掛かりに、公文書の調査や社會への呼びかけ、DNA鑑定などを通して、最終的に6人の身元が確認された。
軍事科學院軍事醫學研究院の研究員?王昇啓氏によると、「中國人民志願軍の無名戦士の身元がDNA鑑定により確認されたのはこれが初めて」という。
退役軍人事務部の銭鋒副部長は、「今回、政府は技術を駆使して、無名戦士の身元と遺族を確認した。そして、新中國成立70周年と烈士記念日を迎える前に身元確認式を特別に行ったことは、祖國と人民が無名戦士を決して忘れておらず、異國に眠っている英雄たちを永遠に忘れることはないということを示した」と語る。
少年だった時に兵士として異國に向かい、國のために身を捧げた英雄として無言の帰還を果たした兵士6人の名前は、陳曾吉、方洪有、侯永信、冉緒碧、許玉忠、周少武。彼らの名を心に刻もう。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年9月30日