第41回國連食糧農業機関(FAO)総會はイタリア?ローマ時間23日、候補に挙がっていた屈冬玉氏を第9代事務局長に選出した。中國人が同職に就任するのは今回が初めて。新事務局長の任期は、2019年の8月1日から2023年7月31日まで。中國中央テレビの微信公式アカウントが伝えた。
屈冬玉氏は1963年生まれで、中國農業農村部(省)の副部長を擔當しており、オランダ?ヴァーヘニンゲン大學遺伝育種學科を卒業、遺伝育種學の博士號を持つ。長年にわたりジャガイモの遺伝育種とバイオ技術の研究に攜わり、「世界ジャガイモ産業傑出貢獻賞」を受賞した。
FAOは國連の専門機関の一つであり、食料の安全保障と「ハンガーゼロ(飢餓のない社會)」という目標に向けて力を盡くしている。FAOは194のメンバー國で構成されており、世界130ヶ國以上で取り組みを展開している。第8代事務局長のジョゼ?グラチアノ?ダ?シルバ氏は、2011年に初めて選出され、現在は2期目を務めている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年6月26日