ECサイト天貓(Tmall)がこのほど初めて発表した「中國(guó)式子育て:2019年天貓親子消費(fèi)報(bào)告」によると、95後(1995年から1999年生まれ)が子育ての行列に加わりつつある。この新世代のパパ?ママの子育てスタイルは70後(1970年代生まれ)や80後(1980年代生まれ)と大きく異なり、電動(dòng)ゆりかご、スマートお友達(dá)ロボットなど、「子育ての神グッズ」が天貓で爆発的な売れ行きをみせている。95後の新米パパ?ママの子育て消費(fèi)への投入額は年々上昇し、過(guò)去3年間には天貓におけるこの層の子育て消費(fèi)の複合年間成長(zhǎng)率が平均61%に達(dá)したという。「南方日?qǐng)?bào)」が伝えた。
同報(bào)告によれば、迷子防止ひも、ワンアクション折りたたみベビーカー、迷子防止ハーネスなど、「子どもとお出かけ」に関連した「神グッズ」が天貓での売り上げは16%急増したという。こうしたグッズがあればパパかママが一人で子どもと出かける時(shí)の不安や不便が解消され、子どもと一緒にどんどん外に出ていけるようになる。
新世代のパパ?ママは「自分も子どももおしゃれに」と考える人が多く、アニメや漫畫(huà)のキャラクターグッズを子どもに與えるのを好む。同報(bào)告によると、昨年1年間に天貓でペッパピッググッズを買(mǎi)った人は2千萬(wàn)人に迫り、ハローキティ、ディズニー、トランスフォーマー、モンキーマジック(大鬧天宮)などのキャラクターの衣類(lèi)や靴類(lèi)も非常に人気があったという。
中國(guó)ベビーマタニティ産業(yè)革新連盟の朗國(guó)彪副事務(wù)局長(zhǎng)は、「90後(1990年代生まれ)のママは傾向がはっきりしており、豊かな物質(zhì)的生活を送りたいと考え、多様な商品と適格で細(xì)やかなサービスを求め、大衆(zhòng)ブランドをあまり好まない。彼女たちが目指す『格式の高さ』を醸し出すにはストーリー性のあるニッチなブランドが最適だ」と話(huà)す。
朗さんは続けて、「面白いのは、一連の報(bào)告データをみると、90後のパパとママが子育てにどんどん関わっていることだ。これは80後の家庭と極めて大きく異なる點(diǎn)だ。『ママネット』のデータでも、子育てに関する消費(fèi)の半分以上を父親がまかなっている」と説明する。
こうした動(dòng)きにはどのような意味があるか。朗さんは、「90後は自分の手で子育てをしたいと考えている。この世代は自意識(shí)が高く、自分の子どもは自分で育てたいと思い、『自分の縄張りでは自分が主人』と考える人々だ。數(shù)多くのパパが子育てに関わるようになり、彼らは科學(xué)技術(shù)電子製品を非常に好むことから、スマート育児製品市場(chǎng)が加速的に後押しされている」と話(huà)す。
90後は最も注文の多い「消費(fèi)の王様」でもある。朗さんは、「90後の子育てニーズはまだ十分に満たされていない。スマート育児製品はたくさんあり、音聲類(lèi)製品(おしゃべり人形など)、セキュリティ類(lèi)製品(電子ウォッチなど)などいろいろあるが、技術(shù)レベルが低く、たとえばロボット玩具は電子製品ビジネスエリア?華強(qiáng)北で売っているものもECプラットフォームで取り扱っているものも大差なく同質(zhì)化が著しい。企業(yè)は技術(shù)のウェイトを高めるよう努力しなければならない」と指摘する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月22日