最後のケーブルが締まり、太平洋の予定の海域で「中星6C」衛星の海上観測制御任務を無事に完了した宇宙遠洋観測船「遠望5號」が22日晝、29日間の海上作業と1萬カイリ近くの安全航行を経て、中國衛星海上観測制御部埠頭に停泊した。人民日報が伝えた。
説明によると、「長征3號乙」ロケットは今月10日、中星6Cを予定通りに打ち上げた。遠望5號は任務における唯一の海上観測制御ポイントとして、陸上観測制御のバトンを受け取った。各システムにおいては目標の発見がタイムリー、ターゲットの捕獲がスピーディーかつ正確、データの伝送が完全かつ有効で、任務全體の成功に貢獻した。遠望5號は1萬カイリを移動し、晝夜を分かたず作業した。船員は過酷な海の狀況、激務、時差などの影響を乗り越え、任務の無事な成功を保証した。
遠望5號は太平洋?インド洋を20數回航行している。海上作業日數は累計1800日以上で、安全航行距離は40萬カイリを超えている。有人宇宙事業、嫦娥月探査プロジェクト、北斗衛星測位システムを始めとする57回の海上観測制御任務を無事に完了し、遠望チームの數多くの記録を打ち立ててきた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年3月25日