海外メディアによると、米國現地時間3日、ブッシュ(父)元米國大統領の遺體を収めた柩がワシントンの連邦議會議事堂に安置された。その際、ブッシュ氏が生前飼っていた愛犬のサリーも柩の橫に寄り添い、最後の使命を果たした。中國新聞網が伝えた。
ブッシュ氏は生前、車いす生活だったため、家族は生活をサポートするパートナーとしてラブラドルレトリバーのサリーを飼うことを手配した。サリーという名は、2009年に上映された映畫「ハドソン川の奇跡」における伝説の機長の名前にちなんで命名されたという。
サリーは、慈善団體の「Vet Dog」で訓練を受けたイヌで、飼い主の日常生活における細々としたことをサポートすることができる。サリーはもともと、ブッシュ氏の妻の故?バーバラ夫人のサポートをしていたが、バーバラ夫人が亡くなってからはブッシュ氏のサポートを行っていた。
ブッシュ氏の家族は代理人を通じて、サリーのブッシュ夫妻に対する獻身に感謝の言葉を述べ、サリーの「任務はすでに完了した」とした。サリーは今後、以前の職場である陸軍醫療センターに帰任することになるという。
代理人はさらにサリーがブッシュ氏の柩の傍に寄り添う姿を寫した寫真をSNSに投稿。この寫真に感動した多くのネットユーザーたちによって次々と転載されている。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年12月6日
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