中秋節(舊暦8月15日、今年は9月24日)は中國の重要な伝統的節日の1つだ。數日前から街の至る所で燈籠が燈され、めでたい雰囲気に溢れる。月餅、火龍の舞……中秋の風習は豊かだ。中國新聞網が伝えた。
中秋の名月を祭る古代儀式を再現する漢服好きな若者(陳超撮影)
■拝月、月見、寶塔燈
早くも魏晉時代に民間で中秋の月見が行なわれており、多くの詩人が月を題材に名作を殘している。
中秋は秋の収穫期と重なるため、豊富な食材で料理が作られる。大変人気があるのが月餅だ。月餅を食べる風習は唐代に始まり、北宋の時代に民間に広まった。ただ當時月餅は「小餅」「月団」と呼ばれていた。
また、民間では「拝月」という風習がある。毎年舊暦8月15日には中庭に祭壇を置き、供物を並べる。月餅とスイカが不可欠で、手先の器用な人はスイカを蓮の花の形に切る。家族全員が順番に月を拝んだ後、月餅を切り分け、一人一人に配る。
「典型的な民間行事として、他に寶塔燈、孔明燈、月見料理などがある。一家が中秋當日に団欒して酒を飲み、新米のご飯を食べる」と、民俗學者の蕭放氏は紹介する。
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