このほど、「北京大學?清華大學2018年度學部卒業生が直接上海に定住するための基本的な申請條件」の規定が大きな話題を集めている。上海市教育委員會によると、卒業生及びその受け入れ企業は「上海市民以外の2018年度學部卒業生の上海での就業に関する通知」に定める「基本的な申請條件」の規定を満たさなければならず、その條件を満たせば、すぐに上海に定住することができるという。新華網が伝えた。
上海の人材に対する新政策が議論の引き金に
上海市の大學卒業生就職連合會議がこのほど、「上海市民以外の2018年度大學卒業生の上海での就職による戸籍申請の評定方法」を制定?公布し、北京大學と清華大學を試験ポイントに設定し、中國のハイレベル大學の2018年度學部卒業生に対して、基本的な申請條件を満たすことで直接上海での定住を可能にするための優先ルート政策の構築を模索している。2018年における同政策対象者の申請受付期間は2018年12月31日まで延長されている。
この規定が明らかになると一時期、「北京大學?清華大學」と「學部卒業生」がホットワードとなった。あるネットユーザーは、「北京大學?清華大學の學部卒業生が直接上海に定住できるというのがこの二大學の特権の象徴となる」とコメントを寄せた。また、新政策が學部卒業生という點を強調していることで上海での定住條件をさらに厳しくしていることに対して指摘する聲もあり、さらには、學部、修士課程、博士課程の教育レベルと學生の能力に関する議論まで生じている。
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