河北省廊坊市の孟山都農資銷售有限公司の王新潮経理は天津武清崔黃口鎮周家務村の交雑種の小麥見學の場で8日、「交雑種の小麥の種は供給が需要に追いついていない狀況だ。昨年は『京麥9號』の種2.5萬キロを販売した。今年の育ち具合から見て20萬~25萬キロの販売は問題ないと見ている。今はただ種の數が足りないことが心配だ。『京麥9號』は日照りや寒さに強く、倒れにくいといった総合的耐性の面で極めて優れており、育ちやすく、丈夫で生産性も高いため、農民たちから稱賛を得ている。今年、販売業者はみな交雑種の小麥の種をもっと多く入手したがっている」と語った。科技日報が伝えた。
中國二系交雑種の小麥は中國の獨創的な重大科學技術成果として、急速に大規模生産へと向かっている。昨年、北京市農林科學院の京麥シリーズ交雑種の小麥の大規模な推進をスタートさせている。これは中國の交雑種の小麥における関係者が50年以上追い求めてきた夢だ。
北京交雑小麥事業技術研究センター長の趙昌平氏は、「交雑種の小麥はその生産性の高さ、節水、日照りに対する強さ、痩せた土地への耐性などの面で総合的な優位性が明らかで、通常の小麥と比べ20%以上の増産が可能であるほか、30~50%節水し、種の使用量を30%以上減らすことができる。これは実踐により証明されている」と指摘した。近年、京麥6號、京麥7號、京麥8號、京麥9號、京麥11、京麥179、京麥21など、安定して豊作で、日照りへの強さや節水能力が際立った交雑種の小麥品種が続々と頭角を現わしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月13日
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