習近平國家主席の特使として訪米中の劉鶴副総理(中共中央政治局委員、中米包括経済対話中國側代表)は16日にワシントンで、キッシンジャー元國務長官、上下両院幹部らとそれぞれ會談した。新華社が伝えた。
キッシンジャー氏との會談で、劉副総理は同氏が近く95歳の誕生日を迎えることを祝い、中米友好への長年の努力を高く評価し、「今回の私の訪米は、両國首脳の共通認識に従い、中米間の経済?貿易問題について米側と引き続き踏み込んだ意思疎通を行い、適切な解決方法を積極的に探り、両國の経済?貿易関係の健全な発展を維持するものだ」と述べた。
キッシンジャー氏は「米中関係は極めて重要で、世界の平和と繁栄に関わる。米中関係の扱いにおいては戦略的思考と見識の高さが必要だ。雙方は戦略的意思疎通を強化し、共通利益を拡大し続け、溝を適切に管理?コントロールすると同時に、重大な國際?地域問題の扱いにおいて指導力を示すべきだ」と表明した。
上下両院幹部との會談で、劉副総理は「中米が長期的で健全かつ安定した協力関係を発展させることは、両國民の根本的利益にかない、國際社會が一致して期待することでもある。中米は共通利益が溝を大きく上回り、協力すれば共に利し、爭えば共に傷つく。中米の経済?貿易関係の本質は互恵?ウィンウィンだ。雙方は経済?貿易関係における問題を全面的、客観的に見て、相互尊重、平等及び互恵の原則に基づき適切に処理する必要がある。中國側は米議會の役割を重視している。米議會と交流を強化したい」と表明した。
上下両院幹部は「米國は中國と良好な関係を保つことを望んでいる。現在、両國は経済?貿易分野でいくつかの問題を抱えるが、貿易戦爭はすべきでない。雙方が協議を通じて、両國の利益にかなう解決方法を積極的に探ることを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年5月18日
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