臺(tái)灣地區(qū)の著名な作家、評論家、歴史學(xué)者の李敖氏が18日午前10時(shí)59分、臺(tái)北栄民総醫(yī)院で亡くなった。83歳だった。新華社が報(bào)じた。

同病院は遺族に代わってコメントを出し、「李氏は2015年7月に、足元にふらつきを感じたため検査を受けたところ、脳幹部腫瘍と診斷された。その後、醫(yī)療チームの必死の治療の甲斐もあり、何度も峠を乗り越えた。その後、17年10月1日にも肺炎のため入院したが、治療を受けて容態(tài)は安定した。ところが、今年1月末から病狀が急速に悪化し、今月18日午前10時(shí)59分に亡くなった」と発表した。

李氏は1935年4月25日に、黒竜江省哈爾濱(ハルビン)で生まれ、本籍地は吉林省扶余県。37年に北京に移転。49年に両親とともに臺(tái)灣地區(qū)へ移住し、臺(tái)灣大學(xué)歴史學(xué)部、歴史研究所などで學(xué)んだ。71年3月には、政府を批判する言論があったとして逮捕され、懲役10年の判決を受けたが、5年8ヶ月経った76年11月に出所した。研究者、作家、教育家などとして活躍したほか、講演や時(shí)事評論なども積極的に行い、民意代表選挙に立候補(bǔ)し當(dāng)選したこともある。李氏は臺(tái)灣地區(qū)の獨(dú)立に反対し、両岸統(tǒng)一を支持してきた。その主な著作には、「李敖大全集」、「李敖回憶録」、「北京法源寺」などがある。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月19日