李克強総理は中國伝統の春節(舊正月)を前に5日午後、中國で働く外國人専門家と親しく面會し、懇談した。新華社が伝えた。
李総理は中國で働く全ての外國人専門家に中國政府を代表して挨拶し、新春を祝った。
ノーベル経済學賞受賞者で閩江學院新華都商學院院長のフェルプス氏、ドイツ工學アカデミー會員で同済大學中獨先進制造センター長のフライシャー氏、チューリング賞受賞者で中國科學院外國籍院士、北京大學客員教授のホップクロフト氏らが中國経済の構造転換?高度化と質の高い発展、「メイド?イン?チャイナ2025」戦略と革新的人材の育成、國際的人材の育成と教育改革、環境保護などについて見解を述べた。
李総理は専門家の発言を真剣に聞き、話し合った。
李総理は「習近平同志を核心とする中共中央の揺るぎない指導の下、中國経済は昨年安定の中で予想を上回る好転を見せ、経済成長率は年6.9%と7年ぶりに増加し、世界経済成長への寄與率は30%を超えた。経済構造は最適化が進み、消費成長の経済成長に対する寄與率は60%近くになり、都市部の新規雇用は1350萬人を超えた。次の段階で、われわれは引き続き安定を維持しつつ進展を図る総基調を堅持し、新発展理念を堅持し、供給側構造改革を深め、現代的経済システムを建設する。同時に、直面しうる様々なリスクや試練に対して十分な準備を整える」と指摘。
「改革開放から今年で40年になる。われわれはこれを契機に、引き続き改革を全面的に深化し、全面的開放の新構造の形成を加速する。各分野の改革を力強く推し進め、引き続き行政の簡素化?減稅?コスト削減を実施し、良好なビジネス環境を創造する。革新駆動型発展戦略を踏み込んで実施し、大衆による起業?イノベーションの水準向上を促進し、市場の活力と社會の創造力を一層引き出し、質の高い発展を推進する」と述べた。
李総理はさらに「対外開放を拡大し続けるにともない、われわれはより積極的な外國人材誘致政策を実施し、引き続き各國の方々の中國での仕事と生活により良い環境を築き、質の高いサービスを提供する。5年から10年の數次ビザ、『一証』許可、『一網』管理、『グリーンカード』発給拡大、永住申請條件の緩和などの措置をしっかりと実行する。外國人専門家が中國の発展?建設に多くの提言を行い、中國の革新的発展、産業の高度化、構造調整に積極的に関與し、発展のチャンスを共に創造し、享受することを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年2月6日
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