安徽科大訊飛信息科技有限公司(科大訊飛)の劉慶峰會長は9日、ラスベガスで開かれた2018年コンシューマー?エレクトロニクス?ショー(CES)で、人工知能(AI)について「3?5年以內に利益配當がはっきりと現れ、産業構造が確立される。5?10年以內には多くの人の仕事を代わりに実行するようになる。しかしAIが30年以內に、獨立した人格を形成することはないだろう」と話した。新華社が伝えた。
科大訊飛は中國最大のスマート音聲技術サプライヤー。MITテクノロジーレビューは昨年6月、同年の世界で最もスマートな企業50社を選び出した。科大訊飛が初入選し、世界6位、中國では首位となった。中國科學技術部(省)は昨年12月、科大訊飛を中心に認識スマート國家重點実験室を建設することを決定した。これはAI分野で初の國家級重點実験室となる。
科大訊飛は長年にわたりAIの開発に取り組んでいるが、今年でCES初デビューとなった。劉會長は、「まず、私はAI技術を実際に使用する時期が到來したと判斷した。次に、世界の100社以上が自ら同社との事業提攜を提案しており、産業生態の海外拡張の機が熟した」と説明した。
科大訊飛の展示ブースのディスプレイでは、大型會議通訳に使える「訊飛聴見」が展示されていた。プレゼンターが英語を話すと、ディスプレイには英語と中國語訳がほぼ同時に表示された。英語は正確で、中國語の訳文も自然だった。
劉會長は、「當社はすでに米チップメーカーのNVIDIAと事業提攜している。當社がアルゴリズムを提供し、NVIDIAが計算能力を提供する。AIは世界的な協力が必要だ。データ、アルゴリズム、ロボットと相互交流する業界専門家のすべてが必要であり、技術獨占ができる企業は存在しない」と述べた。
その一方で、「しかし中核技術を手にすることで、初めて産業構造の中で一定の地位を占めることができる」とした。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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