2017年度國家科學技術奨勵大會が8日午前、人民大會堂で開かれた。國家科學技術奨勵(國家自然科學賞、國家技術発明賞、國家科學技術進歩賞の「3大賞」)は毎年1回選出される。他にも外國籍科學者または外國組織を対象とする中華人民共和國國際科學技術協力賞、最も価値ある國家最高科學技術賞が含まれる。法制晩報が伝えた。
◆「最高科學技術賞」受賞者、受賞時の平均年齢は83.7歳
「最高科學技術賞」受賞者29人のうち、受賞時に90歳を超えていた受賞者は6人で、最年長は程開甲氏の96歳。王選氏は2001年に65歳で受賞し、最年少記録となっている。アルテミシニンを発見し2016年にノーベル賞を受賞した屠呦呦氏は、女性としては初の受賞者だ。
データによると、國家最高科學技術賞の受賞者の、受賞時の平均年齢は83.7歳。受賞時の年齢が80?89歳は18人で、受賞者全體の6割以上を占める。
また記者の調べによると、受賞者29人が手にした成果が授賞により評価されるまで、10年以上の時間差が生じている。
◆醫學?軍需産業の受賞が最多
記者が整理したところ、18年間の國家最高科學技術賞の受賞分野には大気物理や石油精製、植物學、レアアース、數學、航空?宇宙、材料學、建築學、醫學、農業、軍需産業などの基礎學科?応用學科が含まれる。
18年間で醫學の受賞者は5人。
今回受賞した侯氏を除く4人は、2016年度にアルテミシニンを発見し、新型マラリア治療薬のアルテミシニンとジヒドロアルテミシニンを開発した屠呦呦氏、2005年度に受賞した第二軍醫大學、東方肝膽外科病院の呉孟超氏、2008年度に受賞した北京市神経外科研究所、首都醫科大學付屬北京天壇病院の王忠誠氏、2010年度に受賞した上海交通大學醫學院付屬瑞金病院終身教授の王振義氏となっている。
記者の調べによると、2008年以降は軍需産業の科學者の受賞が目立つ。また同賞は現在も健在で、新中國の科學発展に重大な貢獻を成し遂げている裏方の貢獻者への注目を強めている。
例えば2013年の受賞者、「両弾一星(原爆?水爆?人工衛星)」の功労者、中國核実験科學技術の創建者?代表者の程開甲氏は、中國の原爆?水爆及び30回以上の核実験の成功に重要な貢獻を成し遂げた。
しかしその業務內容の必要性から、程氏は核兵器の研究と実験に參加した20數年間に渡り、學術研究で革新を続けながらも匿名を貫き、論文を発表したことがない。
2014年度最高科學技術賞を受賞した于敏院氏は、中國工程物理研究院の核物理學者だ?!杆胃浮工群簸肖欷氡摔馔袱?0年間にわたり名を隠し、1988年になり氏名がようやく公表された。この核物理學者、中國科學院院士の著作は、機密のためほとんど未公開になっている。彼の妻でさえ、「これほどハイレベルな機密の仕事をしていたとは知らなかった」と話したほどだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月9日
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