臺風13號「ハト」がマカオ(澳門)地區を直撃し、深刻な人的被害と財産被害をもたらし、マカオ地區住民の仕事や生活は、重大な打撃を被っている。「マカオ特別行政區基本法」および「駐軍法」の規定に基づき、マカオ特區政府からの要請を受け、中央人民政府による許可を経て解放軍駐マカオ部隊が25日、中央軍事委員會の命令により、法律に則ってマカオ特區政府での災害救助協力活動を展開した。同部隊が特區の災害救助活動に參加するのは、マカオ地區が中國に返還されて以來、初めてのことだ。人民網が伝えた。
解放軍駐マカオ部隊弁公室は28日、「解放軍駐マカオ部隊がマカオ特區政府に協力し、災害救助任務を完了後撤収したことに関する公告」を発表した。同公告によると、多くの隊員が晝夜問わず救助活動に取り組み、困難や危険を顧みず、奮闘を続けた結果、28日午前8時前に無事救助活動を完了させ、部隊は駐屯地に引き返した。
部隊が救助活動に當たっている間、多くのマカオ地區住民が隊員に食料や飲用水、物資などを差し入れ、社會団體やボランティア団體は隊員とともに、救助活動に參加した。
特區政府広報官弁公室は28日、次の通りコメントした。
「特區政府と多くの住民は、中央政府の配慮と支持のもと、駐マカオ部隊の救助活動への貢獻に対し、心からの敬意と感謝の意を示している。三日三晩におよぶ奮闘を経て、28日午前7時、部隊はマカオ半島十月初五街などの11ヶ所の區域における災害後の処理?片付け作業を終えた。作業を終えた面積は、累計107萬6千平方メートル、街道は総距離約120.5キロメートルに及び、処理のために伐採した樹木は約680本、撤収した廃棄物は車両約700臺分に達した」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年8月29日
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