中國の攜帯電話メーカーは競爭のターゲットを海外に求め始めており、小米と華為系のブランド栄耀は特に米國市場に照準を合わせている。小米は近く米國で製品を売り出す予定で、栄耀は主力商品を米國市場に投入した。
小米のヒューゴ?バラ副社長は海外メディアの取材に答える中で、「小米はまもなく米國でスマートフォンを売り出す。米國でも中國と似たモデルを採用し、インターネットの小売ルートを通じて、またソーシャルネットワーキング?サービスを通じて営業販売を行う。米國市場はかねてより視野に入っていた。まずソーシャルネットワーキング?サービスを通して新しい科學技術に強い興味をもつ米國の若い人々とのつながりをつくる。ただ具體的な発売の時期はまだ確定していない」と述べた。小米はすでに一連の部品を米國市場で売り出している。
小米だけでなく、華為栄耀も目標を米國市場に據え、さらに素早い動きをみせる。先週には今年の主力商品である「栄耀8」を米國市場に投入し、栄耀シリーズの米國市場進出第2弾となった。栄耀はこれまでに1千元(約1萬5千円)クラスの機種を米國市場で試験的に売り出しているが、主力商品を大規模にうち出すと同時に、イメージキャラクターを起用して大がかりな広告を打つのは、今回が初めてのケースとなる。
グローバル攜帯電話市場の番付では、サムスンとアップルを除けば、基本的にすべて中國ブランドが並ぶが、それでも中國製攜帯が米國に進出するのは容易ではない。第1に、米國市場は特許のハードルが高い。第2に、米國市場は通信キャリアが主導しており、小売市場での販売量はごくわずかだ。これまでに米國市場で成功を収めた中國攜帯電話ブランドは、中興と聯想に買収されたMOTOしかない。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月23日
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