現(xiàn)地時(shí)間10日に開催された、カヌースラローム競技でやや異色の選手がいた。たくさんの選手がいても、いつもひと目で彼だとわかる。それは彼が僧侶だからだ。彼の名は、矢沢一輝選手。スラローム男子カヤックシングルの日本代表選手だ。今回のリオ五輪では殘念ながら決勝進(jìn)出は適わなかったが、彼の人気はこの日優(yōu)勝した選手にも引けを取らない。新華網(wǎng)が報(bào)じた。
矢沢選手は彼の3つの夢について語ってくれた。オリンピックへの參加、僧侶としての修行、家庭を築き自分の子供にもスポーツをさせること(日本の僧侶は、結(jié)婚して子供を持つことを許されている)だ。
なぜ僧侶とアスリートという二足のわらじを履いているのか?その理由は4年前に遡ぼる。ロンドンオリンピックで輝かしい成績を殘し、世間から注目を集めたものの、十分な活動費(fèi)を援助するスポンサーが見つからず、フルタイムの仕事を探し始めた頃、偶然出會ったのが彼の住む長野県のカヌー協(xié)會會長で善光寺壽量院の住職だった。矢沢選手はこの住職に誘われ仏門に入ったのだという。
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